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日本の焼き物

日本には古来より焼き物の歴史があり、日本の各地で特色のある作品が作られてきました。少しでもその特色を知り、手に取った器が「ああ、これは○○焼きだな」とわかると、なんだかその器が身近に感じられ更に関心が高まります。少しでも焼き物を知り日本の文化を知るために、インターネットで調べてみました。

■日本各地の焼き物

美濃焼

美濃焼は織部、志野、黄瀬戸、など茶陶の世界で名高く、特に、織部焼きは、“桃山オブジェ“とも呼ばれ人気が高いです。幕末より、磁器の生産が高まり、以来、全国有数の陶磁器生産を誇っています。

  工藤作・赤絵人物文小鉢    不動窯・織部赤絵十草いろいろ碗     小さいが本格的黄瀬戸輪花 向付(瀬戸焼、美濃焼)    手書志野鼡もみじ 6寸皿(美濃焼)   塗分織部十草 三ツ足向付(美濃焼)

瀬戸焼

“せともの”の名で全国に知られている瀬戸焼。多種多様のやきものを生産し、また、昔ながらの製法で焼かれる赤津焼も健在で国の伝統工芸品に指定されています。現在は赤津焼、瀬戸染付などをはじめ、招き猫などのノベルティー、洋食器、タイル、ファインセラミックスなどバラエティーに富んだ焼き物が生産されています。

   幸せこいこい招き猫・小   桜皿(小)    赤津焼志野芦千茶    戦前の未使用の鉢染付山水画盃洗(陶器、瀬戸物、骨董品)   価格別食器市300円【桜彩 丸中皿】食器問屋ks-gallery

九谷焼

独特の色彩感と絵柄が日本国内を問わず海外でも評価されいる九谷焼は、加賀百万国の威光を今に伝える絢爛豪華なやきものです。緑、黄、赤、紫、紺青の5彩を中心に描く色彩は、独特の美を誇る作品がおおくみられます。

 【九谷焼の伝統の陶器・生け花】6号花器・吉田屋椿文   【九谷焼の伝統の陶器・茶道具】ふりだし・祥瑞風   【九谷焼の伝統の陶器・花瓶】5.5号花瓶・鶴連山   【九谷焼の陶器・食器・鉢】6号鉢・吉田屋 単品   【九谷焼の心なごむ伝統の茶器・湯呑み】湯呑み・赤間取華紋 単品

京焼・清水焼

中国や朝鮮など他国の影響を受けて京都の焼き物は雅で色鮮やかな京焼・清水焼となってきました。茶陶だけではなく、毎日の食卓を華やかに彩る日用食器としてもお馴染みです。「目で味わう」という都の人々の雅な心が、食事のためでしかなかった食器を芸術品にまで高めました。

   【清水焼香炉】京焼・清水焼山茶花香炉   京焼・清水焼 梅ひょうたん   京焼清水焼 コーヒーカップ&ソーサー青濃桜花紋珈琲碗皿(あおだみおうかもん)   【送料無料※・組湯呑】☆贈り物・ご自分用に☆京焼・清水焼宇治【嘉峰窯】【掛分 高山寺 組湯...   京焼清水焼 小皿(プレート)染付草花5寸平皿(そめつけそうか)

萬古焼

萬古焼の創設者である沼波弄山の作品を特に古萬古といいます。永久に伝わるべきもの、という意味をもつ萬古焼。渋い色合いの紫泥の急須や超耐熱土鍋が有名です。

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常滑焼

昔から、常滑焼を象徴する焼き物として広く知られているのが 朱泥急須です。現在は大きな窯の特性を生かし、タイル、植木鉢 、衛生陶器などの大型の焼き物の産地として有名です。

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備前焼

わが国最古の歴史と原始時代の焼物の技法を今日まで引き継いでいることを誇りとし、窯変によってさまざまな味わい深い模様が焼き肌に刻み込まれている備前焼。釉薬も色絵もない、ただの焼きしめただけの素朴な味わいと古風な土の変化は「侘び」「寂び」を大切にする茶人に広く愛されています。また近年、遠赤外線がでていることが分かり「酒がまろやかになる」「水がおいしい」「水が腐りにくい」などの効果が有名で酒器など大変人気があります。

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萩 焼

優しい色合い、肌ざわりの柔らかさと温かみ、そしてもったときの柔らかさが特徴の萩焼。この萩焼ならではの味わいは、砂礫が混じった陶土によるところが大きく、使い込むほどに色が変化していく“萩の七化け”もそのひとつです。

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有田焼

日本で最初に磁器を焼いた有田。白磁は今も有田焼の主流となっています。伊万里港から海外へ輸出されていたため昔は伊万里焼と呼ばれ、中でも江戸時代までのものを古伊万里と呼びます。それ以降のものが有田焼と呼ばれています。赤絵付けで有名な柿右衛門様式の器はヨーロッパでも特に人気があります。白磁に描かれた鮮やかな色絵観賞用としてはもちろん、普段使いとしても焼き物ファンを魅了します。

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唐津焼

唐津焼とは、桃山時代から現代に至るまで佐賀県西部や長崎県北部など肥前各地の窯で生産されてきた陶器のことをいい「古唐津(こがらつ)」とも呼ばれていました。土もの独特の渋い味と温かさが魅力で、力強い風合いを醸し出す焼き締めや細かい計算で作り出す造嵌や貫入の文様に伝統の深さを物語っています。 

  絵唐津・吉井史郎     青唐津片口向付・長森慶     唐津焼杉谷窯 異中庵 筒型絵唐津花入(小)     唐津焼 手描き草花抹茶碗      唐津焼 手描きビアジョッキ

■焼き物の種類

【陶器】陶器の欠点を補い施釉
吸水性のある粘土質の素土に釉薬を施し、磁器よりも低い1100〜1200度で焼かれたものです。不透光性で、貫入などの手づくりの良さが出やすく、ぬくもりのある器。素焼きした後、下絵付け、、本焼きで完成します。
益子、有馬、笠間、織部、志野、薩摩、唐津、萩焼など、全国のいたるところで焼かれ、それぞれに特徴ある手法で作られています。
扱いにはとくに神経質になる必要はありませんが、やわらかい質の器は、洗った後で陰干ししたほうがいいでしょう。磁器に比べ、厚みがあり、温かみのある素朴な風合いがあります。

【磁器】焼き物のもっとも優れた性質を持つ
土ものと呼ばれる陶器や土器に対して、こちらは石ものと言われます。原料は、石の粉に粘土や石英などを混ぜた陶石。素土が白く、吸水性がなく、光にかざすと透けるやきもので、1300度前後の高温で焼くため、高度の技術を要するやきものです。
また、端正な形に色絵が施され、製作には最も手数がかかります。
吸水性がない上釉薬をかけているので、永く使っても汚れや臭いがつきにくく、薄手ですが、陶器より硬くて耐久性もあるため、日常の器として最適です。有田焼、伊万里焼、九谷焼、信楽焼、清水焼、瀬戸焼、美濃焼、砥部焼などがあります。

【b器】陶器と磁器の中間的存在
吸水性のない素土に釉薬のかかっていない(ごくまれにかける場合もある)、焼きしめと呼ばれるやきものです。
b器の『b』とは、実際には漢字辞典になかった文字で、明治40年頃の造語、ストーンウェアという英語の当て字。石のように硬いやきもの、という意味です。
アルカリや鉄などの高温で、長時間かけて焼かれます。吸水性がない素土ということが陶器と異なります。
備前焼、常滑焼、信楽焼、萬古焼、伊賀焼などがあり、その地方ならではの土の持ち味をいかし、独自の焼き方を開発しています。

■焼き物の絵柄のいろいろ  

     焼き物の絵柄

   クリックすると「日本の陶器 〜にっぽんのやきもの〜」のページへ移ります。

■器の扱い方

糸底の処理
器の高台(糸底)は、ふつう釉薬がかかっていないため、台や膳を傷つけてしまう恐れがあります。多くは処理をしてから販売されていますが、処理をしていない場合には、紙やすりで高台を削り、滑らかにしてから使用しましょう。最初は粗い紙やすりを使い、細かい目のものでていねいに仕上げましょう。

 

陶器は使い始めに番茶で煮る
陶器は使い始めるときに、番茶で煮ると丈夫になるといわれます。鍋にいっぱいの水を満たし、ほうじた番茶を入れ、陶器を沈めます。一時間ほどことこと煮て、そのまま冷ましてから洗います。備前や信楽などの陶器は締まって丈夫になりますが、楽の場合だけは柔らかくなり痛むので気をつけましょう。


洗い方
なるべく洗剤は使わずお湯でていねいに洗うことがのぞましいのですが、脂っこい料理などでは中性洗剤を薄めて、柔らかい布巾かスポンジでさっと洗い、よくゆすぎましょう。クレンザーは器を傷つけるので使わないこと。手垢のつきやすい外側や糸底までていねいに洗い、つねに清潔をこころがけましょう。

盛り付ける前に水を張る
冷たい料理を盛り付けるときは、三十分ぐらい前から器に氷水を張っておきます。冷たい料理を冷たいままで出すこと以上に、料理の匂いが器に移らないためのこころづかいです。乾いた器に魚の切り身などを置くと生臭さが落ちませんが、こうしておくと水がガードしてくれます。
暖かい料理を盛るときは、五十度ぐらいのお湯を張って、器をあたためながら水をしみこませておきましょう。陶器や貫入の入ったものなどはとくに注意が必要です。

重ねて収納するとき
青磁や白磁などの傷がつきやすい器や絵付けされている器などを収納するときは、さらしなどを小さく切った小布かやわらかい紙を器の間に挟んで重ねます。あまりたくさん重ねずに、五客ほどにします。

専門店へ問い合わせてみてください
たいせつな器を割ってしまったときは、慌てずに割れたかけらをすべて集めましょう。漆や金、銀でつぐことができます。修理法は接着剤で張り合わせたところに漆を塗って金箔を置きます。専門店や漆器屋などに修理を出してみましょう。十月の名残の茶事には、金や銀でつないだ器を使ってもよいとされています。

                             ※参考資料 日本の陶器 〜にっぽんのやきもの〜